自動販売機

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    自動販売機

    自動販売機
    物品自動販売機
    一般には、冷やしたり暖めたりした缶・瓶・ペットボトル・紙パッケージ・カップ入り飲料、カップめん・菓子パン・菓子類・タバコ・雑誌・新聞など保存の簡単なものが多い。
    また特殊なところでは、その都度豆から挽いて抽出するコーヒーや冷凍食品(焼きおにぎり、焼きそばなど)を内蔵電子レンジなどで温めて提供するものもある。
    カップ麺の場合は、湯で戻して提供され、ついでに箸がついてくる。
    交通機関の乗車券や特急券、遊園地やテーマパークなどの入場券、各種プリペイドカードなど、券の形をした商品を販売するものは特に自動券売機ともいう。
    近年では、ガソリンスタンド等においても、ガソリン等の油脂類を顧客自らが給油機で注文を行い、給油までの操作をすべて自分自身で行う「セルフ式」といわれる方式を採用する店舗が多くなった。
    これも、給油機そのものが一種の自動販売機といえるようなものであろう。
    ただし、注文後に別室にいる従業員が目視を行い給油の許可を給油機に与えないと給油を行うことはできない(ガソリン車に軽油を給油したり、といった誤給油を防ぐため)。
    したがって、一連の給油操作がすべて「自動販売」化されているわけではない。
    多くの国でも自動販売機は見られるが、基礎となるメカトロニクス(電気・電子技術と機械技術の融合)技術や治安の関係からか日本のような多機能販売機はほとんど無いうえ、また台数自体も少なく、あってもチューインガムやチョコレートなどの嗜好品や新聞など、単純な機構のものに限られる。
    それらも信頼性に乏しくお金を入れても商品が出てこないなど日常茶飯事であり、日本人の商社員などは揶揄して「お賽銭箱」と呼ぶ程である。


    自動サービス機

    自動サービス機
    ジュークボックス、アーケードゲーム機、公衆電話など物ではなくサービスを提供する機械は自動販売機とは呼ばないが、日本自動販売機工業会では「自動サービス機」と呼んでいる。
    総務省の日本標準商品分類では「その他の機器 > 自動販売機及び自動サービス機」として分類されている。
    証明写真やプリクラのようにサービスとも商品とも取れるものもあり、線引きは曖昧である。
    最近ではコンビニエンスストアなどに設置されている端末(マルチメディアステーション)から楽曲や画像データをMDやメモリーカードなどにダウンロードできるようになるなど、この傾向は更に強くなっている。
    ※日本標準商品分類による自動サービス機の分類(数字は商品コード)
    5821 自動両替機
    5822 玉・メダル貸機
    5823 自動貸出機
    5824 自動改札機
    5825 自動入場機
    5826 自動写真撮影機 - 証明写真、写真シール(プリント倶楽部など)
    5827 コインロッカー
    5828 コインランドリー
    5829 その他の自動サービス機(コインシャワー、コイン洗車機など)
      

    形態と品目
    形態と品目
    基本的には1990年6月改訂の日本標準商品分類(一部追記)に沿って記載する。
    これによると、物品・非物品(サービス情報)に大別される。
    物品の場合、食品系(食品・飲料)と非食品系に分かれる。
    しかしながら、コンビニエンスストアや24時間営業のスーパーマーケットの普及などにより、一昔前と比較すると販売する品目が減少してきている。
    (現在、自販機のほとんどが券売機や需要の多い飲み物・アイス、対面では買い難いコンドームなどのものである)
     
    物品等自動販売機
    食品系
    飲料
    缶・ビン・紙パック容器入り飲料(ソフトドリンク、酒類、牛乳類)
    その都度入れる紙カップ入りコーヒーや紅茶
    水(スーパーマーケット等に設置されている。
    専用のボトルやタンク等を購入し、それをセットして商品を充填する)
    食品
    缶入り食品
    おでん缶
    らーめん缶(他にうどん缶、パスタ缶など)
    ナッツ(おつまみ類)
    菓子(ガム・チョコレート・スナック菓子)
    鶏卵

    うどん(かつては生麺による素うどんを出すものがあったが、調理時間が長かった)
    かき氷(現在は消滅)
    納豆
    アイスクリーム類
    綿菓子
    カップラーメン・カップ麺(ラーメン・うどん、給湯器つき)
    軽食・スナック食品(冷凍食品を電子レンジで調理する)
    ハンバーガー
    ホットドッグ
    おにぎり(焼きおにぎりなど)
    寿司
    たこ焼き
    焼きソバ
    唐揚
    フライドポテト
       

    非飲食物系
    非飲食物系
    タバコ(梱包を工夫して、同じ機械でライターを扱うものも見られる)
    新聞、雑誌、文庫本(新聞は主に「ニュースくん」という愛称が付いている;また雑誌では成人向け雑誌を扱うものもある)
    切手、はがき(集配局の郵便局の一部で置かれていたが、2007年7月で全面廃止)
    乾電池
    DVD、CDソフト
    販売だけでなく、無人レンタルビデオなど貸し出し・返却を扱うものもある。
    風船
    透明ロッカー型(日用小物から下着、靴下、お菓子など常温保存可能な食品も含む)
    カプセルトイ(ガシャポン、ガチャ、ガチャガチャ) - カプセルに入ったフィギュア
    先払いセルフ式ガソリンスタンド(先に現金を投入して品種(レギュラー・ハイオク・軽油)を選択し、投入金額分まで給油できる。
    残余分は釣銭として払いだされる)
    カード類 - テレフォンカード・ハイウェイカードなどのプリペイドカード類や乗車券などの切符類。
    トレーディングカード類(カードダス)。
    コンドーム
    花(生花)(温度・湿度管理がされている)
    キーホルダー
    下着
    旅行保険(空港などで見られる。
    保険料を投入すると保険証書の用紙が払い出され、住所や氏名などを記入して、一番下の控え以外の部分を投入口に入れる)
    トイレットペーパー(駅のトイレなどに設置される。
    少ない投資で(自動販売機の購入のみで)、簡易的な有料トイレを作ることができる)
    おみくじ
    自動券売機
    交通機関の乗車券類
    食券
    施設などへの入場券
    公営競技の投票券
    コスチューム
    釣り餌(釣具店の軒先によく設置されている。
    生きた餌のパックを販売している)
    温泉(温泉スタンドなど)
    タオル(温泉施設、無料の足湯がある所に設置されている)
    洗車用洗剤
    化粧品,櫛、ひげ剃り用品(主に宿泊施設、銭湯などに設置されている、整髪料などは小分けされている)

    カメラ

    セフレ
    サービス情報自動販売機
    就職情報自動販売機
    パソコンソフト自動販売機
    かつて「ソフトベンダーTAKERU」(旧名「武尊」)があった。
    写真撮影・印刷自動販売機
    証明写真自動撮影機
    プリクラ(プリント倶楽部)
    デジタルカメラプリント
    その他のサービス情報自動販売機
    携帯電話機への着メロなどのダウンロード
     
    珍しい自動販売機
    中国地方、四国地方の一部の地域(有名なところでは今治市の菊間地区)では生うどんを使ったうどんの自動販売機も存在、その他、映画が見られるグリコの自動販売機が存在していた。
    かつては全国に存在していた。
    農業地域においては野菜、鶏卵などの農産物の無人直売スタンドも存在する。
    かつては利用者の良心を信じて箱などの非機械的な方法で代金を受け取っていたが代金の不払いのみならず売上金の盗難まで頻発するようになったため、自動販売機化されたものが増えている。
    設置されている都道府県は少ないが、大分県大分市や岐阜県、養鶏場の横にたまごの自動販売機が存在する。
    いくつかのクレープ専門店が自動販売機を設置して人気を博している。
    ただし、日持ちがしないため毎朝補填・廃棄する必要があり、親店舗の休店日には販売を行わないこともある。
    最近様子がおかしい セフレ関係も終わりに近いのかもしれない。

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